鹿紙堂奇想譚

そらをふむ きみのあしおとを きいている

2022-01-01から1年間の記事一覧

同人誌読書記録

年末年始休み、すこし時間が取れたので積みまくっていた同人誌をすこしずーつ読んでいるのですが、きのうは二冊読み終わりました。どちらも「うん、同人誌!!」という、書き手の情熱の詰まったご本でした。 柴田太郎『短編創作集 満州国残照』中国貨車研究…

こんぱいにっき 文学を書く同人の政治的address(3) 

(1)→ michishikagami.hatenablog.com (2)→ michishikagami.hatenablog.com 他人との「わかる」の解像度を上げる 同じく同人をやっているひとと話していて、当たり前ですが似ていることを考えている部分とそうでない部分があります。コロナ前はよくやって…

こんぱいにっき 文学を書く同人の政治的address(2) 

(1)→ michishikagami.hatenablog.com 読書会、古本市 文フリ後の平日は、出張があったり、通販の発送をしたりとバタバタし、イベントの疲れがあまり取れないまま次のイベントとなりました。土曜日に自治体の施設での読書会があり、自分の好きな本について…

こんぱいにっき 文学を書く同人の政治的address(1) 

新刊発刊→毎休日イベント参加でもろもろ朦朧としているのですが、そのなかで感じたことを書き留めておきたく、書いておきます。 この記事(全3回)にはこんなことが含まれています 文学フリマ東京、本八幡屋上古本市、ブックハンターセンダイにかこつけた仙…

八束『光や風にさえ』感想

自分と同じ場で新刊を出された八束さんの『光や風にさえ』、文フリ東京で手に入れて読み終わりました。 pictspace.net スペイン語圏の南米のような土地に移民してきた女性の一人称を中心にした物語。試し読みなどを拝読した限りでは、近代日本から南米に移民…

Tide(潮汐)というアプリとポモドーロテクニックはじめました

ちわっす、鹿紙路です。こちらではおひさしぶりです。 小説は書いてて、いま18万字くらいです。暑いうちには第一稿を脱稿したいお年頃です。 書いている小説については、 pictspace.net ここの「ねごとだより」っていうPDFの1・2で話してるので、よろしけれ…

#創作2021_22 2021年の振り返りと2022年の展望

あけましておめでとう! 鹿紙路です。しかがみ みち と読みます。一次創作小説を書いているひとです。 前回はこんなだったよう。 michishikagami.hatenablog.com 箇条書きで言うと、2021年の目標は、 秋の文フリ東京で20万字超えの新刊を発刊する 年間総字数…