文章書き・鹿紙路(しかがみ みち)のサイトです。
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※イラスト、イベントのお品書き(文章はちょっとだけ)
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大晦日となりました。今年は帰省しないので、年末年始感も薄く、淡々とやることをやっている感じなのですが、これはやらないとね。ということで #創作2020_21 の回顧編です。
とりあえず2018年から継続している数字まとめの表を作りました。
※頒布冊数・執筆字数等のセンシティブ情報が含まれるので閲覧注意です。
一昨年・昨年から比べてみると今年の特異性がわかりますね。
直接参加が2018・19年は7回だったのが、2020年は2回のみ。
委託参加は2019年が6回、2020年は5回(書店での販売含む。今年行われたオンラインイベントは除く)。
もともと2020年前半はイベントの直接参加予定が少なかったんですが(静岡文学マルシェは予定していた)、ご存じの通り春~初夏の同人イベントは軒並み中止となり、直接参加はゼロとなりました。
昨日まとめた時点では去年・一昨年の三分の一くらいかと思ってたんですが、今朝思い出して委託などを付け加えてこの数字となりました。『翼ある日輪の帝国』がよく売れた(自分比)去年と比べると、実に約60%減です。
去年は10万字超えの長編を二作品新刊として発行したのですが(『日輪』については一昨年から書いていますのでその総字数よりは去年の執筆字数は少ないです)、今年も126,000字と60,000字の二作品を新刊として発行し、加えてこちらの記事のようなブログやエッセイ、読書感想文も書いたので、意外と増えてました。前年比約3万字増です。
目標:減らす。直接参加4つ
実績:減った。直接参加2つ
ということで達成ですが、とくに嬉しくない達成ですね(笑)。もうすこし地方イベントに出たかったしおいしいものや温泉を摂取したかった……
目標:特になし。現状維持
実績:現状は維持できなかった
その原因としては、去年の新刊で今年売っていきたかった『歌声』が、委託向きの作品ではなかった(価格が高い。題材が重い。厚い)のと、今年の新刊の直接頒布機会である文フリ東京でも頒布数が伸びなかったことがあると思います。この情勢下で、一般参加の方の数はかなり少なかったのでは。惨状というほどではなかったのですが、やはり行くのを控えた方が多かったと思います。
目標:増やす。24万字
実績:増えた。21万字
目標には届きませんでしたが、増えるは増えました。新刊の総字数が予定より少なかった(いつも少なく終わる)ので、実績の数字はまあ仕方ないかな、という感じです。あとは四半期ごとの振り返り記事が地味に字数を稼ぎました。
いろいろ実践しましたが、
・フルタイムの仕事をする
→いちおう首にならず続いています!
・寝込まない
→月一ぐらいで寝込んでいたのですが、年末に至って薬を追加したらだいぶましになりました。
・就寝・起床時間を常時同じにする(土日は疲れているので起床はゆっくりになるのはOK。ただし寝る時間は一定)
→寝込まなくなったので気を抜きがち。そのせいで寝坊したりする。
・ツイッターを15分以上見ない
→見がち。
・作業会主催、一人コワーキングスペース通い
→自分ふくめ二人の作業会は初夏から月一くらいでやっています。コワーキングスペースは最安のプランを契約し、月2回くらい通う形で、新刊が脱稿するまではやっていました(いまは一時退会中。再開もできるそうで)。
これはコロナで図書館の持ち込みPCスペースが閉鎖されたり、飲食店でも長居しづらくなったためにやり始めたのですが、情勢上、来年もやらざるをえないだろうな~という感じです。お金かかるな。母校の図書館は外部者利用がずーっと不可なので、資料も借りられないのでさらにお金がかかりますね……。
新刊二冊も出せばすべてが許される圧倒的達成感が得られる
という感じではあるんですけど(笑)、ドヤドヤ顔でばかりはいられず、幸運にも職にもあぶれなかったし、直接参加イベントがなくても執筆できる志向の性格であったことが功を奏した、ということですね。
去年から同じことを言っていますが、残念ながら人生はあまりに短く、書きたいものはあまりに多く、読みたい本は死ぬほど多い、ということで、ボヤボヤもしていられません。
その上新刊ができてもあんまり売りたい欲が湧いてこないんですよね、最近。宣伝とか根回しとか正直めんどくさい。それより本読んだり小説書いたりしたい。いや、刷っちゃったり製本しちゃったりしたものは売れて欲しいんですけど「売りたい」より「売れて欲しい」んで……。特に委託やオンラインのイベントだと宣伝が命という感じなんですけど、そこらへん、情勢と自分の欲求があまりかみあっていない。う~ん。ということで、来年は再開された直接参加イベントに、ちいさいものでも三、四ヶ月に一回くらいは参加したいかな、という気分です。ただ、関東圏以外のイベントは情勢上参加できるか不透明だし、関東圏のちいさいイベントというとTAMAコミですが、一次創作オールジャンルなので文章系は厳しい感じなので、どうだろ……なにもかもわからない……という思いですね。
ただ、来年は厚くて高い新刊を秋の文フリ東京で出す、という欲求は確定しており、情勢をみつつその他のことは決めて、粛々と執筆に励みたいと思います。
来年の新刊は東アフリカが舞台、三つの時代を相互共鳴させる歴史物というか歴史SFというか、というものになりそうです。総字数が20万字を超えるのが目標。
箇条書きで言うと、2021年の目標は、
くらいですね。多くなってしまいましたが、一番最初と体調面が一番大事です。
来年もよろしくお願い致します。
こちらでは初めてのこころみですが、同人誌の感想を載せようと思います。
風野湊さんの『すべての樹木は光』
です。先日の31回文フリ東京で入手しました。
というのも、Twitterで書くには長くなりそうで、カクヨムでわたしの文章としてランキングや評価の対象になるのも違うかな、と思ったので、こちらで書きます。
文フリの前の宣伝をTwitterで見かけたので興味を持ったのですが、入手して付属のペーパーにこちらの作品の参考文献が載っており、それが拙作『根を編むひとびと』と二冊重複していたのもふしぎなご縁です。関心や志向が自分と重なる部分があるんじゃないか、と期待しつつご本を開きました。
読み始めて、序章の「つかみ」で引き込まれ、主人公の視点に焦点が合ってくると同時に、文体が非常に好みでした。「情景」で描写される風景は、使われることばは淡々としていて、押しつけがましくないのですが、その風景の「特有の美しさ」をさらさらと表現していて、読んでいてここちがよいのです。この文章のなかで滞在していたい……という気持ちになります。
ある「家族」の物語です。けれどかれらは血のつながりがない組み合わせもあり、主人公の母とその父(ということになっているひと)はなにか良からぬことが起こり、しばらく断絶していたらしいことが示唆されます。その上、主人公の祖父には「兄」ということになっている「青年」がいて……と、ネタバレを避けるとカギ括弧で括らざるをえないことがらが頻出します。加えて、人間が樹木になる可能性がある世界、祖父の若い頃には戦争があった世界、ということになります。冒頭のつかみと、「樹木になる」可能性が、物語全体をひりひりとしたものにしています。頭の隅にはずっと存在する可能性にじりじりしながら、主人公ユハのまなざしに沿って、読者は物語に滞在します。
いままで触れた樹木変身譚というと、ギリシア神話などがぼんやり思い浮かぶのですが、そこだと現世の課題を解決するために変身する、という形です。物語なのだから、物語の必要から変身をするわけです。ただ、この小説だと、どうして人間が樹木に変わるのか、明確な説明はありません。けれども、現世に絶望した人間が樹木に変わろうとする意思を持つ、ということはわかります。その絶望が、この作品のなかで常にさらさらと頭上に降り続けるのです。
とりわけ裕福なわけでも貧しいわけでもない、つましい暮らしをしている「家族」の、問題ぶくみの日常を描きながら、ユハのまなざしに沿って、悲しみやさみしさ、笑いや美しさを感じ取ることができます。ただ、悪意もなくやさしさを持ち暮らしていて、しかし魔法を失ってしまう。ユハのまなざしに沿いながら、一方で引いた視線の地の文も読んで、読者はそれを納得するのです。
樹木は神経も脳もなく、人間の持っているような形の「感情」や「知性」はありません。けれど、――これは拙作『根を編むひとびと』の参考文献で読んだのですが――樹木も触れられれば感じ取り、光や雨を認識し、根に住んでいる菌類と共同で栄養を得る、別の意味での知性を持っているそうです。そういったことはこの作品でも示唆されていて、変身したときの知性についても言及があります。わたしは疑問に思います――樹木に変身するとは、なんのメタファーなのだろうか? 絶望からの逃避? 理不尽な不幸? どうもそうではなさそうです。作品のなかのフラットな語り口と、淡々として、でも美しさを差し出す情景描写から、「木になる」ことも、ある別の意味での生であると。世界を構成するひとつの命であることは、人間として生きることとは形はちがうけれど、同じく生であると。そういうふうに受け取りました。
ストーリーの引きはありつつ、小説全体でひとつの世界を提示し、そこに読者を滞在させる。そんな作品だと思います。面白かったです。
こんにちは。うっすらとした不安が常にあるという状況に慣れつつある今日このごろですね。
今年ももうあと三ヶ月、4分の3は過ぎてしまったということで、恒例の振り返り記事です。
年始↓
1回目↓
2回目↓
ということで3回目の記事です。
8月 『根を編むひとびと』初稿脱稿 126,000字
9月 『玻璃の草原』取材旅行(半日×2回)
9月 『玻璃の草原』初稿脱稿 55,000字
以降推敲、下読み依頼、修正
*所感
順調に予定をこなし、順調に予定より字数は少なく初稿ができました(毎度字数は予定より短くなる)
下読み依頼しないとか言いつつしてますが、これには理由が~! いちおう、初稿までは読んでもらってないんですよ。そこから自分で推敲したものを読んでもらっています。自分で直せるものは直して、自分の考えだけを優先して書いて、それでも「これは面白いのか?」と迷子になったのでお願いしました。
8-9月 富山 zine zine zine 2020 (書店で開催されたzine委託イベント)
8/30 レキソウオンライン (pictSQUAREという、バーチャル同人誌即売会ができるサービスでの歴史創作オンリーイベント)
9/11-13 ブックハンターセンダイ ちょろっとだけ参加(ほとんど参加できませんでしたが、本の宣伝だけはしてくださった……神か……?)
*所感
結論だけ言うと、この三つのイベントでは、期待していたほどの成果は得られなかったんですけど(いずれももともとお知り合いだった方から買っていただくということはあり、大変感謝しています)、それって自分が売りたいと思っていた既刊『歌声』が致命的に委託やオンラインイベントに向いてなかったからでは……という思いです。なにせ一見さんには商業の上製本並みに「高い」「厚い」「内容が重い」という本で、どこの馬の骨ともわからん人間のものは買いたくないわな……と気付きました。
やはり自分にとってリアル同人誌即売会は必要で、そこでしか売れない自分の本がある、という気づきがありました。今年特有の問題ですが。
ふわっとしたプライベートの話ですが。
・給付金でデスクトップPC用の椅子、ベッドのマットレスを買って入替えた
・衣服やリネン類、スキンケア用品(というかボディクリーム)を買い足したり買い換えたりした。不要品はゴミ袋8個ぶんくらい捨てた
・主治医の肩をつかんで揺さぶり(比喩表現)、常用薬を変更した
家にいる時間が増えたこともあり、暮らしのなかの小さ~いストレスが耐えがたくなり(加齢のせいか?)、いろんな生活用品を買い換えました。経済的安定万歳。お金はなくなりましたが、目に優しい色使いとか気持ちのよい肌触りとか皮膚感覚とか匂いとか、自分の好みのものを自分の身の回りに置いておくことって、すごく自分を大事にしている感覚があり、自己肯定感が上がるし快適だしとてもいいことだと思います。
自分の感覚をもっと大事にしたい。いままでもそうしてはきたんですが、ほんとうにもうにっちもさっちも大事にしないとやっていけない感じですね。もちろん他人と妥協したりする場面もあるんですが、そうじゃない部分(自分にしか関係ない部分)は冷静に分析して改善していきたい。
9月に2作品初稿が上がり、その次の週末に、「魂にひび割れができている気がする~~~」「脳みそがカサカサのスポンジだ~~~~」という感覚を慰めるべく地元の温泉と日本民藝館(アイヌの手仕事展をやっていた)に行きました。見事に魂がくっついた。自分を満足させること、上の生活改善もそうですが、そういうことにこだわったほうがよい。効率でいえば身も蓋もないですがこだわったほうがいいんですよ。
経済的なのは、買い物ですが。服、買いすぎた(笑) まあ、全部シーズン中に着るつもりなので、無駄ではないんですけど、通販だと歯止めがきかなくなるな……。
健康上なのは、平日に1時間寝るのが遅くなったこと。これ、すぐに実害が出ます。寝坊とか。やらないほうがいい。平日はちゃんと休んで、土日に原稿の修正したほうがいいですね。土日だらだらしたいときもあるけど、それは時間を決めてやる。
今後やりたいことは、
二冊新刊が控えていますが、11月の文フリ東京では二冊とも出る予定です。そのために推敲と装丁まわりのことと製本がんばるぞい。
イベントや通販開始に向けてやっていきます。そのためには装丁を確定するんだ。いいな。
すこしでも負荷がかかったら積極的に自分を休ませる。寝る・本を読む・美術館に行く・温泉に行くなど。
ということで、残りわずかな2020年を楽しんでいきたいと思います。
こんばんみ。鹿紙路です。
最近は↑が仮表紙の『玻璃の草原』という小説を書いています。11月の文フリ東京で発刊予定です。今回はその本のために取材旅行に行ってきたよ、という、読み手としてはどうリアクションを取ったらいいかわからない記事です。ね???? どういういことだ。自分でもよくわからん。けど、古代の武蔵国多磨郡に興味があるひとは(わたし以外にここにたどりついているのか?????)ちょっとは参考になるかもしれません。
『玻璃の草原』あらすじ
9世紀(平安時代前期)、武蔵国多磨郡(現代では東京都の多摩あたり)。農民の少女糸は麻布を晒していた川で、エミシの少女野志宇(のしう)と出会う。エミシたちはヤマトによる征服戦争のあと、各地に強制移住させられていた。ささやかなふれあいを通じて想い合うふたり。しかし、ヤマトとエミシ、さらには韓(から)のひとびとの思惑が対立するなか、糸は野志宇とともに北へ行きたいと願い始める――
という、わたし以外はたぶん思いつかない(クソデカ自意識)、古代の関東地方、織物が好きなヤマトの少女と、牛や馬を育てて暮らしているエミシの少女の百合です。少女っていっても野志宇のほうは二十歳くらいのイメージですが。
ということで、古代の多摩地方が舞台の小説を書くので、イメージしやすいように現地に行ってみよう、という主旨の取材旅行です。旅行といっても半日日帰りを二回した、というだけですが。千葉県民だけど。
大丈夫大丈夫、飛鳥やアッシリアより全然近い(いずれも去年出した本の舞台)。東北の古代城柵二個一日で回るより全然楽。歩き回ったけどな!
午後から京王線に延々と乗り、分倍河原駅へ。分倍河原。読めないよね。ぶばいがわらです。中世には大きい戦もあったらしい。分倍河原合戦。電車を降りてさくっとバスに乗り、
へ。えっさっき見たら10/1から休館ですって。危なかった間に合った……!
府中は古代には国府(いまで言う県庁みたいなもの)が置かれて、武蔵国の中心地だったわけですが、この博物館はそこにもフィーチャーした郷土資料館です。郷土資料館というと、わたしの貧困な先入観だと、ちいさくて資料もすくないイメージがあったのですが、こちらはぜんぜん違います。まず敷地が公園。そのなかに古民家や洋館などが移築されていて、田んぼや植生の再現もある。隣にプラネタリウム。という盛りだくさんな場所です。お子さんだったら一日つぶせる感じ。博物館の歴史展示もかなり力が入っていて、
古代だけでもこんな感じ。ジオラマやキャプションが洗練されていて、想像しやすかったです。
金属製品や木工具の展示や
九州に送られる防人についてのVTRが流れてたんですが、しかしあれはどうだろうか。古代ってあんまり農民には性差がなくて、女性も財産経営をするし、そもそも結婚という紐帯の意味づけがうすいんですけど、VTRだと夫を送るのに妻が出てくるんですが、うやうやしい敬語で夫に話しかける。万葉集(中国的な価値観の強いひとが編集した)の記述を額面通り受け止めすぎじゃないか、という気がします。
屋外展示のまいまいず井戸(螺旋形に道が下っていき、井戸が底にあるもの。平安時代から似たかたちの井戸が周辺にあったらしい)(まいまい=カタツムリ)が面白かったです。
萩のトンネルがあり、萩は作中にも出てくるので嬉々としてくぐりました。
博物館を出たあとは、そこからほど近い多摩川の土手へ。
小雨が降ったりやんだりのあいにくの天気で、多摩丘陵も雲がかかっていたりして見えたり見えなかったりですが、聖蹟桜ヶ丘方面へ徒歩で移動。
途中、多摩川を橋で渡り、
こんな経路で、府中市から多摩市へ移動しました。
今回の目的として、登場人物たちが持っていた地理感覚や地形の実際を見てみたかったので、主人公のひとりが住んでいる場所の近くをうろうろしてみたのです。
聖蹟桜ヶ丘駅周辺は、落川・一ノ宮遺跡という、巨大な集落遺跡に含まれており、エミシの少女野志宇が住んでいたところ、という設定です。
しかし多摩丘陵、丘陵だからアップダウンが激しい。いや、多摩川周辺は平坦なんですが、駅の近くになるともう勾配がありますね。ということで時間も押してきたし、電車に乗ります。二駅さきの高幡不動駅へ。
目的地は「三沢」です。なにせ主人公の糸が住んでいた設定の地名です。おお、実在する~(地図に載っているんだから当たり前ですが)と思いながら駅を出て、
三沢! 三沢だ! と思いながら丘をのぼ……のぼ……
すぐ挫折。急すぎ。階段のわきを地元の方がさっさと追い抜いていきました。多摩民、足腰強すぎ……。
夜景だけ撮って駅に戻りました。写真へたすぎてぼやけてるけど……(スマホのカメラがダメダメ)
うぇーいマッコリマッコリ~(高幡不動駅の餃子屋さん)
うぇーいパクチーサラダと餃子~~~~
ということで一回目は終了。
Googleマップとにらめっこしているうちに、多摩モノレールの沿線が気になってきたんですよ。高架なので地形がわかりやすいし、多摩川を通って、主人公糸の村設定の地域から、もうひとりの主人公野志宇の一時的な移住地である帝京大八王子キャンパスのちかくを通り、多摩センターにつく。多摩センターには、近在の牧・小野牧の研究を紀要にまとめているパルテノン多摩の博物館があります。ということで立川駅から多摩モノレールに乗って南下し、多摩センターに行きました。
スタンドリバーでモノレッに乗ります pic.twitter.com/Q2WJuEYbLL
— 本つなげ鹿紙路@富山zinezinezine2020 (@michishikagami) 2020年9月19日
立川南駅と北駅がある! 難度高い……けどたぶん南駅だろうということで南駅から乗りました。
わ~いモノレールだよ!
丘陵地に家が建ってるのがよくわかります。
多摩動物公園とかを通って20分ほどで着いたぞ多摩センター!
なんか歩道が広いしたてものもでかいし宗教都市のようだ……しかも奥にあるのが「パルテノン多摩」……。
とりあえず駅のすぐ近くの東京都埋蔵文化財センターへ。
(縄文時代の植生を再現し、住居の復元も何棟かある縄文の森があるよ。館内含め無料)
馬具(くつわ)!!!
炭化した古代のわらじ!!!!
意気揚々と向かったパルテノン多摩の博物館ですが……
改修工事中で休館してた。
いや、ホームページはちゃんと見たんですけど、そこにも休館中って書いてあったんですけど、なんでか母体のパルテノン多摩のたてものの一部は改装中でも博物館はやってると思い込んでいた……。
茫然と裏の巨大な池のほとりにたたずむ……。
鯉もいるしカモもいるし亀もいた。すごい。情報量の多い池。
くじけない心を持った人間であるわたくし、くじけず近くに図書館を見つける。
(廃校になった学校を改装したのかな?って感じの建物)
郷土コーナーで関連してそうな本を見つけたのでその場で読んだ。
ということでわりかしへとへとになったので、ドトールの強いやつ(「ドトール珈琲店」)でスキレットで焼いたフワサクなパンケーキ食べて、また延々と京王線に乗って帰宅しました。
結論。
総括としては、川沿い以外だいたい上ってるか下りてるかなので、主人公たちはめちゃんこ足腰が強かったことはわかった😈👍️
— 本つなげ鹿紙路@富山zinezinezine2020 (@michishikagami) 2020年9月19日
お疲れ様でした!!!!
もう今年も半分は終わってしまいました。みなさんいかがお過しでしょうか。どうかすこやかで安全でありますように。遠くの見知らぬひとにも、切にそう思う今日この頃です。
律儀に振り返り記事を書くことを守っています。今年前半振り返りです。
年始の記事
第一四半期の記事
年始と第一四半期で決めたことをまとめるとこんな感じ。
フルタイムのお仕事はいちおう首にならずに続いていますが、たま~に欠勤しますね……。これ、持病というか体質のせいなようなんですが、こればっかりはいまんとこどうしようもないですね……。有給早くついてほしい……
去年を最近振り返っていて思ったんですが、どうも生活に刺激が強すぎて、それが良い悪い関係なく負荷になっていた、という点もあるのかなあと。去年はコロナもなく四方八方に出かけていたのですが、その分寝込むことも多かったので。つまり方針としては年初のものは間違っていないと思います。
就寝・起床は、平日は仕事なので不可抗力で一定で、土日も寝る時間は一定にできています。そのほうが楽というか、体が慣れている感じになってきました。
最後のついったについてですが(笑)、きょう見返して思い出したくらい漫然と見てしまっているwので、疲れているときや寝起きのときなど、意識してほかのことをしようと思います。思い出した。忘れないぞ。
いや実際問題、精神によい影響が出るのはツイッターじゃなくて読書なんですよ。寝起きは眠くなるけど。でも気分が悪くなったりはしないし、むしろ良い気分になるんです。そこも思い出した。忘れないぞ……。
仕事が間引き出勤になり、休みが増えていた4・5月は順調だったんですが、六月はあまり思うように書けていませんでしたが、コワーキングスペースの契約を始めました。そうしたらいちおう、その日は進む感触がありました(1日しか行けていないのですが)。図書館のPCスペースが使えないので、長時間粘る場としてお金を出すことにしたのですが、家では長時間やろうとするとついほかのことをしてしまうので、これはいい選択だった思います。継続予定。
インプットについてですが、通勤の電車のなかで結構時間が取れるので、それと夜寝る前などでカバーしている感じです。
コロナの影響でなかなか多人数が集まる作業会は難しいのですが、一回自分込みで二人の作業会をしました。やはり自分以外にがんばっているひとがそばにいるのは集中しやすい……。
オンラインのコミュニケーションはあんまり活発にはしていませんが、これはまあ、あんまりやり過ぎると去年のような強すぎる刺激になるような気がするので、ぼちぼちやっていきます。5月はテキレボEXという、通販型の同人イベントに参加し、地方の即売会程度?の頒布数になったので、アンテナは張りつつ、無理はしないようにやっていきたいです。
手は動かしたいと思うのですが、いかんせん平日は疲れているし、休日は家事や執筆をしていると終わってしまうので、時間を捻出していきたいなあ。まあこれは新刊の原稿ができたら否応なしにやるのですが。
新刊を当てる予定だったテキレボ11(11/1予定だった)が延期になってしまい、『根を編むひとびと』についてはスケジュールを組み直しました。11月の文フリ東京予定にしています。文フリ東京自体が中止になった場合でも、通販などで同時期に頒布を開始する予定です。
いまの状況をまとめると、引きこもる、ですね。出かけていったりほかのひとに会ったりするのが難しくても、本もあるしネットもある。自分でどうにもできない他人や世界に右往左往するのではなく、自分の望み、自分の知りたいこと、自分の書きたいものを見定めていく行いが重要だと思います。本を創ることを続けることには変化はありません。アンテナを張りつつ、自分に必要なことをしていく。ほかは切り捨ててもいいし、余裕があったら受け入れて、無理そうだったらシャットアウトする。そんな感じです。無理せずいきましょう。
どうも。鹿紙です。世の中はたいへんなことになっていますが、ぼちぼちやっていきます。
手帳に「第一四半期振り返り」って書いてあって思い出したんですが、振り返りしなくちゃね! ということで振り返り記事です。1月時点の今年の展望は↑の通り。
→始めました! 世の中がたいへんになっているちょうどぎりぎりくらいの時点で、フルタイム職に就けることになりまして、きょうまで継続しています。だいたい五年ぶりくらいなんですが(フルタイム就業が)、体調面ではほぼ問題なく(一回寝坊しましたがw)、業務内容も自分に合っているようで、順調です。今後のことはあまり見通しがないですが……これはどなたも同じですね……。
→仕事始めて二週間くらいは、さすがに思うように書けなかったのですが、いまは平日も一日1000字くらい、休日は2000~5000字くらいを継続できています。出かけるときはリュックにポメラを入れて、電車で座れるので(時勢上)、そこでも書いています。
→これ、実現しようとしているうちに世の中がたいへんなことになり、強制的に実現してしまいましたね……。手製本ですが、ふだんはほぼしていないのですが、このご時勢で増えた自宅の時間をやりくりして、再開したいと思っています。きょうとか。執筆してて世の中のことで気が散ってしまったりしても、製本は手を動かしていれば成果が出せるとてもすばらしい営為なので(笑)、継続したいです。
本を創る、という行為の重要性をつよく感じています。いまは書き、つくり、通販に出し、在庫になってしまってもいいから、売るほどの本を持っている。そのことが重要なのです。テキレボさんのようにお買い物代行オンリーのイベントという新たな形態が生み出された際に、すんなり対応できるように。同人界や文学、創作という広いくくりの世界を継続していくために。そうできることが、自分の心身の健康にも重要だと考えています。
→家では紙の本を、電車ではKindleを読むようにして、わりと達成できています。文学作品は今年に入って3冊読めました。
→この記事です。
→これが、予定が立たなくなってしまいました……。まず、5/31予定だった静岡文学マルシェは中止となりました。秋に予定を立てていたイベント群も、まだ公の発表はないですが、状勢によってはなくなるかもしれません。通販強化などに努めたいと思います。
二作とも、執筆は順調です。
新刊予定は二作とも、現状公開していません! えらい。
生身の人間が集まる会は当面不可能となったので、ディスコード等を使った会を主催予定です。きょうもやります(笑)
これはまだですね。情報収集に努めようと思います。
やってない! えらい。就寝・起床時間が毎日一緒なので可能なのでしょう。
これはやってしまっている……。朝ベッドでぼんやりしているときとか、休憩しよ……と思って見たときとかやってしまいがち。意識して意識をついったらんどから離していきたい。
やっていません。継続。
以上です。次回は7月に振り返り予定です。