鹿紙堂奇想譚

そらをふむ きみのあしおとを きいている

『歌声』下読み募集について

概要:2019年11月に発刊予定の短編連作集『歌声』の下読みを募集します。

 

募集期限:2019年6月30日

 

募集人数:3~5名程度

 

内容:1~3のオプションからご希望を選んで頂き、第一稿もしくは二稿を読んで、感想・指摘を頂く。

 

お礼:献本一冊(あとがきなどで謝辞としてお名前を記載させていただくことがあります。ご不要でしたらお知らせください)

 

作業の流れ:鹿紙が作成した原稿をグーグルドライブ上にアップロードする→それを読み、感想・指摘をツイッターのDMもしくはメールで送る。

 

オプション:読む場合の分量・頻度について、選択肢があります。


1 都度(2000字前後、週二回程度)
2 章ごと(10000字程度、月2~3回程度)(連作短編集のため、章ごとにある程度物語にまとまりがあります)
3 二回(5~7万字程度、2ヶ月に1回程度)

ご希望のオプションによって、DM、メールでのお知らせの頻度を変えます。返答の感想・指摘については、1・2・3いずれもご都合のよいタイミングでかまいません。ただし、10月中には最低1回は感想・指摘を送ってください。(推敲に役立てるため)
なお、アップロードの頻度については、原稿の進捗状態によって変更になることがあります。

 

返信する感想・指摘事項の内容:ご自分がこの物語の本を買った読者だったら感じたこと、考えたこと、違和感を感じたこと・わかりにくかったことなど、なんでもかまいません。書き手でもある場合、自分がこの物語を書いたとしたら、ここはこう変える、などの事項でも歓迎いたします。ただし、その事項が実際にわたしの作品に反映されるとは限らないことを、言わずもがなですが付け加えます。

 

『歌声』あらすじ:藤原京に都があったころ。没落した史(ふみひと)の家に暮らす55歳の主人公は、子どもを亡くし貧窮していた。つてをたどり王宮での仕事を求めたところ、史書編纂の事業にあたり必要とされた、歌や物語の収集のため、地方に旅立つことになる。

彼女はそこで、孫のような年齢の青年を従者として、各地の歌と物語を集め始める。

歌と物語に触れるにつれ、明らかになる古代国家日本の栄光と敗北。今は滅んだ百済という朝鮮半島の国から来たひとびとを祖先にもつ彼女は、青い垣根のように連なる山々の草を踏み分け、この国のひとびとを再び知る。

※以下は各章のモチーフ・主人公

第一章 ある史(一)
第二章 高志の国の女王 ※八千矛神の越の国への求婚
第三章 わが名を呼ばう君 ※ヤマトタケル
第四章 ある史(二)
第五章 明かして通れ ※木梨軽皇子と衣通王
第六章 高光る日の武(たける) ※雄略天皇の時代
第七章 ある史(三)
第八章 漕ぎ去(い)にし舟 ※継体天皇の時代
第九章 真刀(まさひ)を以(もち)て ※推古天皇
第十章 ある史(四)
第十一章 錦の紐をときさけて ※皇極・斉明天皇
第十二章 楽浪(ささなみ) ※天智天皇
第十三章 ある史(五)
第十四章 帝国の詩人 ※柿本人麻呂持統天皇

以上、総分量10~15万字程度

わたしの小説を読んだ事がある方はご存じかも知れませんが、物語の必然として性描写・残酷描写が入ることがあります。

事前により詳しいあらすじを知りたいという方は、ご一報ください。

 

応募方法:ツイッターDMもしくはメールで、希望のオプションと連絡方法をお知らせください。