#創作2018_19記事 2018年回顧と展望 回顧編
2018年、もうすぐ終わります! みなさままっことお疲れさまです!! 今年もがんばった。みんなえらいぞ!!(無根拠なねぎらい)
ほとんどこの回顧と展望くらいしか最近記事にしていないのですが、せっかくの企画(創作TALK 2018−19)もありますし、こちらで書いていこうかと思います。
2017年の回顧と
展望
夏までの半期振り返り
はこちらのみっつの記事です。
今回の記事の構成としては
- 2018年展望編の答え合わせ(実績がどうだったか)・
- 2018年の回顧(参加イベント、執筆作品/量についての振り返り)
- 2019年に向けての展望
のみっつに分け、この記事では1と2について書こうと思います(長くなると思うので分割します)。
本編の前に軽く自己紹介を。
ペンネーム:鹿紙路(しかがみ みち)
活動分野:一次創作文章(ほぼ小説)(ジャンルとしてはファンタジーや歴史物、あと百合)、手製本(自作をハードカバーの本にしたり和綴じの本にしたりして売る)
活動媒体:同人誌即売会(文章系もしくは一次創作オンリー、あとは百合イベント)、小説投稿サイト(カクヨムが主)
※以前は投稿サイトに載せてるだけだったのが、イベントに出始めるようになった。そのため基本作品の草稿は全文投稿サイトに載っていて、それを同人誌化する。しかし今年からそれを変えて、まず同人誌にする(投稿サイトに載せるかはその後の判断)という形にしようとしています。
2018年展望編の答え合わせ
基本、わたしの活動に対するPDCA的なものは、「自分で自分をコントロールして自分の要求をなるべくかなえていきたい」という動機のもとでやるんですが、今年初めの「展望編」では以下の感じでした。
方針:
- 手製本中心から執筆中心へ
去年は手製本にかまけて(?)執筆字数がすくなく、書きたいものが思うように書けなかった反省。
→書きたいものに合わせて新刊・イベント参加予定を立てる
【予定】
6月:締め切り『<渡り>の城柵2』(仮題)3~5万字程度
6月17日 文フリ岩手 新刊は<渡り>2。
7月:締め切り アンソロ参加作品(タイトル未定)【1~2万字程度】
7月16日:テキレボ7。新刊は主催する「コイツノ」。
11月:締め切り『翼ある日輪の帝国』(仮題)【10万字程度】
11月25日 文フリ東京。新刊は『翼ある日輪の帝国』。
【実績】
6月:『<渡り>の城柵――Citadel for Peacebuilding――』 35,803字 入稿
6月17日 文フリ岩手で頒布開始。
7月:「歌声」(主催アンソロジー『乞ひぞ募りて』参加作)11,094字 入稿*2
7月16日 テキレボ7で頒布開始
11月の『翼ある日輪の帝国』発行は見送り。スケジュールを見直し、2019年5月の文フリ東京での発刊を目指す。
【総括】
年初に設定した三つの締め切りのうち、二つは達成。三つ目は、もともと無理のあるスケジュールだったので、上半期のうちにスケジュールを見直しました。
ちなみに、執筆総文字数は
6月新刊分:35,803字
7月新刊分:11,094字
執筆中『翼ある日輪の帝国』:54,971字
その他(カクヨムに上げたショートショート:832字、自作の二次創作(???):8,586字):9,418字
合計:111,286字(ただし、あと4000字くらいは年内に増やしたい)
年初の目標では総字数14~17万字程度だったので、達成はできていないですが、新刊を一個見送ったので仕方がない面もあるなあ、と思います。
ただし前年比22,000字の増なので、そこは自分のえらさを称えておきたい。
- インプットがすくない・不可視、から多い・可視へ
体調・時間的余裕から読書量が限られてしまっており、それを改善したい。
→スマホのISBNスキャンを利用して、スプレッドシートに読んだ頁数を記録
これは早々に「あ、この運用めんどくさい」と気づいたので、3月以降はやめています。かわりに、ノートに手書きで読んだ本の感想を書いてツイッターに上げています。
2018年は22冊分の感想を上げました。その他資料もかなり読んでいる。が数字にまとまらない。来年どうするか、展望編で方針を決定します……。
2018年の回顧
上半期については7月にブログでまとめましたので(↑にリンクがある)、8月以降についてざっと月ごとのまとめを。
8月……創作とは関係ないんですが、ちょっと自覚症状があったので病院行って検査したら「入院して手術しろ」と言われまして。な、なんだってー(棒)そのため、上半期で「草津行くんです~~うふふ~~」ってなってたんですが旅程を縮小し、9月の文フリ大阪もキャンセルしました。8月末~9月初旬の入院日程に合わせて、わりと創作以外のところであわあわしていました。ということでこの月は次作に向けて資料読みだけして終わりました。
9月……前半は入院~自宅療養。けっこう本を読みました。しかし病院って刺激が少ない……。猛暑と雨で病院の庭的な外にも出られず、入院中はおとなしく資料や同人誌を読んでいました。後半から、次作に向けて某所での講座を受け始めました。これ、たいへん面白く、受講してよかったな~と思います。日本史西洋史ならある程度土地勘があるんで、資料本読んでなんとなくつかめるんですが、次作は紀元前のオリエント世界ということで、日本語の資料もすくないし、雰囲気がわからないんですよね。しかし、講座で講師の方がさまざま言及してくださるおかげでつかめてきました。単純に未邦訳の一次史料をレジュメでもらえるのも大変うれしい。
あと、翌月のあまぶんに向け、製本をしました。
10月……7日にあまぶんがあり、参加するために前日昼行バスで関西入りしました。6日は京都で着物の端切れを買ったり、東山魁夷展を見たり。あまぶんの当日夜は、おすしの打ち上げも大変参加したかったのですがパスし、高速バスで城崎温泉に行きました。温泉に8日も含めひたすら浸かり、展望台までロープウェイで上って日本海を見たり、温泉寺が山の中腹にあってそこをふらっと訪ねたら天平期の仏像が御開陳されていてびびりつつありがたく拝見したり。おいしい海鮮丼を食べて大阪に戻り、中崎町の銭湯に入ってから夜行バスで帰りました。翌日はしかし熱を出した。
行きのバスでポメラを開き、次作を書き始めました。それまでは結構、集中できる環境じゃないとわたしは書けないのかな~と思っていたのですが、揺れる車内! 容赦ない車酔い! という環境でも、酔い止めドロップ舐めつつ書けました。それをあまぶんの会場で押し読ませをし(らしさんと宇野寧湖さんありがとうだよ!)、自分に発破を掛けました。
進捗ノート というサイトに登録して、進捗を管理するようにし、そこで字数を入力しました。18000字書けた! これは2017年では1万字前半が限界だったので、進歩を感じました。
11月……25日の文フリ東京に向けて、新刊(染織百合FT『しろたえの島、いつくしの嶺』新装合冊版)の解説文作成・入稿と製本、次作のパイロット版の編集(書けてはいた)、あとは次作の執筆継続をしました。手術後服用している薬の副作用なのか、体調不良があったりもしつつ、まあ無事に久しぶりの文フリ東京直接参加。コイツノを文フリで買うのを待っていて下さった方もいて、アフターというか翌日の吉祥寺お散歩会も楽しかったです。
12月……7日・8日と、熱海でおげんこう会をやりました(主催)。交通手段・宿は各自手配・出入り自由で、現地のコワーキングスペースでひたすらおげんこうをやり、ときおり湯に浸かり、おいしいものを食べる……という会でしたが、みなさんはかどったようでよかったよかった。熱海、手頃な宿がありおいしいものやきれいな海、観光名所(わたしは起雲閣に行きました)、カフェなどもある、おげんこうやるにはわりあい最高な場所なのですが、大浴場なしのゲストハウスに泊まった身には、土地の起伏が激しくて公衆温泉を回るのが大変だったのがデメリットかな……。しかも日帰り入浴施設はけっこう値段設定が高めです。あと駅に戻るのはバスを使いましょう。わたしは歩いて汗だくになった……。原稿、わたしは一日二千字が限界なのが長く続いていたのですが、お原稿会では一日四千字は進み、戻ってきたその日になぜか8000字くらい一日に書けた(これは自作の二次創作なのでプロットも設定もとくにしなかったけど)。えっわたしの脳どうした……温泉に浸かったらびゅんびゅんに書けたぞ……。やはり温泉は最高だな……(二月にも別の場所に行く予定があり楽しみです)。
講座の受講は継続しつつ、着々と執筆を進めました。
数字まとめ(画像)
月ごとの頒布数と執筆字数・製本冊数のまとめです。去年より頒布冊数は減っていますが、しろたえという6分冊の作品があったので、冊数はぶれますね……。あとわたしが現地に行っていない委託の頒布数も抜かしています。おおざっぱに言うと、製本を去年の半分くらいに減らして、執筆字数が2割ほど増えた、という感じです。こう考えると小説書くのって燃費(?)がすごく悪いですね……
ということで、回顧編はおしまいです。展望編につづく。