2018年 展望編
年が明けてもう16日も経ってしまいましたが、今年の展望を書きたいと思います。ちなみに2017年の回顧編はこちら。
ざっくりした方針
- 手製本中心から執筆中心へ
2017年の実績では、執筆字数:89,000字くらい、手製本冊数:240冊くらい、だったわけですが、字数が少ないな、と。特に2017年は、完結させた長編がしろたえ一作品のみで、これ自体9万字強の長編で、大長編でもない。かつ、いろいろ書きたい作品があるにも拘わらず、実行できているものがすくない。時間や体力や能力的に、じゃあどうしたらいいかと言うと、「製本あんまりがんばらずに執筆中心の生活にすればいいんじゃね?」という考えがあります。
- インプットがすくない・不可視、から多い・可視へ
もともと読書量がすくない生活しかできていなかったので(体調面や体質の変化もあるのですが)、読みたいものに比べて、読めたものがすくないという印象。読書メーターの実績は14冊(漫画含む)……増えていく積ん読。枯渇する脳みそ……。このままではいかんというのと、自分は資料本は特にですが、拾い読みをすることが多いので、冊数ではなく頁数でカウントしていきたいなと思います。
じゃあどうするか・具体策
- 書きたいものに合わせて新刊・イベント参加予定を立てる
これは今年書きたいなあ、と思っている作品に合わせて、新刊日程と参加イベントを決めていく
ISBNのバーコードのスキャンができるアプリをインストールしたので、Googleドライブ上のスプレッドシートに読んだ本の書誌情報(ISBNから国立国会図書館のサイトで検索)と、日付・読んだ頁数を記録して、可視化していこうと思います。やり方がこれでいいのかまだよくわからないのですが、とりあえずこれで一ヶ月試用してみようかなと。2月に入ったら、実績を考慮して目標とか実現工程とかを設定してみたい。
とにかく読みたいのに読めていない本(トレヴァーとかドーアとか……)が多すぎるので、それをすくなくしていきたいと思います……。もちろん小説の資料も含めて。
2018年の予定
- 書きたい作品・新刊日程
6月:『<渡り>の城柵2』(仮題)【3~5万字程度】……1巻と同一世界観・70年後くらいが舞台。1の登場人物はほぼ死んでいる時代なので、自然キャラクターは共通しない。2017年12月に書いた「望春に駆けよ」の10年後くらいの時代で、こちらとはキャラクターも共通する予定。モデルは平安時代の秋田城で起きた蝦夷の反乱・元慶の乱。
7月:アンソロ参加作品(タイトル未定)【1~2万字程度】……主催するおばおねアンソロ「コイツノ」に載せる作品。ツイッターをご覧の方はうすうすお気づきかと思いますが、額田王と斉明天皇、持統天皇の話になる気がします。「ふたりの男帝に愛され、ふたりの女帝を愛した宮廷歌人」みたいな。鹿紙初の歴史小説の予定。
11月:『翼ある日輪の帝国』(仮題)【10万字程度】……新アッシリア帝国を舞台にした、こちらも歴史小説。帝国/暴力/支配がテーマ。
新刊はいずれも手製本ではなく、印刷所で製本してもらう予定(「コイツノ」の特装版除く)。
字数としては年間で14~17万字程度。
- 参加したいイベント
2月11日:コミティア123(な17b)/参加確定済みです。新刊なし。
6月17日:文フリ岩手/申込済み。新刊は<渡り>2。
7月16日:テキレボ7。新刊は主催する「コイツノ」。
11月25日:文フリ東京。新刊は『翼ある日輪の帝国』。
- 開催するのであれば確実に参加したいイベント
秋?にあるっぽいZine展in Beppu、時期からなにからよくわからないあまぶん。
- 未確定ですが、今後申込む可能性が高いイベント
4月のゆめつむ、5月のGLFes、夏のコミティア
- 委託先があれば本を置かせてもらいたいイベント
5月のコミティア・文フリ東京
ちょっといままでとは違うサークルとなります
手製本の鹿紙路、という看板は下ろさないでいこうと思いますが(既刊がありますし)、今年はたくさんインプットをして、たくさん書いていこうと思います。ご協力・ご理解をお願いしたりすることもあるかもしれません。そのときは、どうぞよろしく。